WebサイトやECサイトを一時的に停止する際、ユーザーに安心感を与える「メンテナンスページ」は欠かせません。
毎回文章を探すのは手間がかかるため、本記事ではすぐに使えるメンテナンス文例を一覧化し、設置時の注意点やSEO対策もあわせて解説します。
この記事でわかること
- メンテナンスページが必要な理由と役割
- SEO・UXに配慮した設置ポイント
- すぐに使えるメンテナンス文例
- サイト停止時にユーザーの不安を減らす工夫
なぜ「メンテナンスページ」が必要なのか
サイトのメンテナンスを行う際は、メンテナンスをお知らせするページが必要となります。
必要な理由は、サイトを訪問してくれた閲覧者に対して、「メンテナンス中により一時的にサイトが閲覧できなくなっていること」を伝える必要があるからです。
- ユーザーに「一時的な停止」であることを明示し、安心感を与える
- サイトが表示されない理由を明確にすることで、信頼性を損なわない
- Googleなどの検索エンジンに「一時的な停止」であることを伝えるため、503ステータスコードの設定が重要
また、検索エンジン(ロボット)にも、メンテナンスのお知らせをしておく必要があります。必要な理由は、Googleがクローリングした際に、サイトが表示されないのは「不具合のせいではない」と認識してもらう必要があるからです。これは、ステータスコードの503を設定することでお知らせできます。
メンテナンス文例一覧|すぐ使える6パターン
例文1|シンプルな定型文
「〇〇〇|メンテナンス中」の画像やページタイトルを設置
ただいまメンテナンス中のため、ご利用いただけません。
ご迷惑をおかけして申し訳ございません。
【停止日時】
2025年 12月 15日(月)14:00~17:00
※メンテンナンス時間は、延長される可能性がございます。
例文2|丁寧な案内文
「メンテナンスのお知らせ」の画像やページタイトルを設置
いつも○○○をご利用いただき、誠にありがとうございます。
下記の通りメンテナンスを実施いたします。
【サービス停止日時】
2025年 12月 15日(月)14:00~17:00
ご不便・ご迷惑をお掛けいたしますこと、深くお詫び申し上げます。
例文3|再開予定あり
「只今、メンテナンス中です」の画像やページタイトルを設置
○○○をご利用いたただきありがとうございます。
ただいまメンテナンスのため、一時サービスを停止しております。
作業が終了次第、順次サービスを再開いたします。
ご迷惑をおかけしますが、もうしばらくお待ちください。
例文4|日時明記+利用不可の案内
「只今、メンテナンス中です」の画像やページタイトルを設置
下記の日程にて、メンテナンスを実施しております。
【日時】2025年 12月 15日(月)14:00~17:00
※メンテナンス時間は、延長される可能性がございます
メンテナンス中は、○○○をご利用いただけません。
ご不便をおかけいたしますが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
例文4|再訪を促す文面
「メンテナンス中」の画像やページタイトルを設置
現在、〇〇〇はメンテナンス中です。
恐れ入りますが、2025年 12月 15日(月)以降にに再度ご訪問ください。
ご不便をお掛けし、誠に申し訳ございません。
例文5|公開予定日を明示
「現在〇〇〇は、メンテナンス中です」の画像やページタイトルを設置
ご不便をお掛けしております。
現在、サイトのメンテナンス中です。
公開は、2025年 12月 15日(月)を予定しております。
何卒よろしくお願い申し上げます。
メンテナンスページを設置する際の注意点
ここまで、メンテナンス中に使える文例をご紹介しましたが、実際にページを設置する際には、ユーザーや検索エンジンに配慮した設計が重要です。以下に、設置時に気をつけたいポイントをまとめました。
- 503ステータスコードを返す
検索エンジンに「一時停止中」と認識させる - メンテナンス終了予定日時を明記する
ユーザーの不安を軽減 - 問い合わせフォームへのリンク設置する
信頼感が高まる - ページタイトルや本文にブランド名やサービス名を含める
ユーザーの混乱を防ぐ(Discover抽出に対応)
これらのポイントを押さえることで、メンテナンス中でもユーザーの不安を最小限に抑え、検索エンジンからの評価も維持できます。一時的な停止であっても、技術的な配慮と設計の工夫によって、サービス全体の信頼性を保つことができます。
メンテナンスページのまとめ
メンテナンスページは、ただ「停止中」と伝えるだけでなく、ユーザーの不安を減らし、信頼を保つための重要な接点です。本記事の文例を活用しながら、ブランドイメージを損なわない設計を心がけ、安心感と信頼性のあるメンテナンスページを作成しましょう!