1年前、某企業でメルマガ担当に任命されました。初めの頃は、配信ボタンを押す時は緊張し、日々の情報収集やネタ探しなど苦労も多かったです…
そこで本日は、私がメルマガを始める上で学んだことや工夫したポイントなどを共有したいと思います。初めてメルマガに挑戦する方や、既にメルマガを運営しているけれど「もっと効果的なメルマガを配信したい!」と思っている方には、きっと参考になる情報が満載です!
それでは、早速メルマガの始め方についてご紹介していきます。
メルマガを始める手順|メルマガ配信前
目的を明確にする
メルマガを始める際には、具体的な目的を定めましょう。
目的の例
・商品やサービスのプロモーション
・企業の情報発信
・顧客との関係強化
・読者とのコミュニケーション強化
配信するターゲット層を設定する
メルマガは、特定のターゲット層に向けて読者にとって価値のある情報を提供するものです。対象となる読者層を明確に設定し、その層に対してどのような価値を提供するか・どのようにアプローチするのかを考えます。
BtoBの場合の配信ターゲット例
・既に契約のある企業(直販)
・既に契約のある企業(代理店)
・営業が名刺交換した企業
・ブログのメルマガ会員
・ウェビナー開催で集まった方
・社長の知り合い
価値あるコンテンツの企画
コンテンツの企画では、読者のニーズに焦点を当てたコンテンツ作りが重要です。
読者が関心を持ち役立つと感じる情報や興味のあるネタを探し、コンテンツを企画します。
メルマガの目的に合わせた多様なコンテンツを制作しましょう。
コンテンツ例
・悩みや課題が解決できる「お役立ちコンテンツ」
・最新の情報を押さえた「トレンドコンテンツ」
・楽しくエンターテインメント性のある「エンタメコンテンツ」
配信頻度の決定
メルマガの配信頻度は、読者のライフスタイルや属性により異なりますので、読者に合わせて配信頻度を決めることが重要です。メルマガ配信のスケジュールを設定し、一定の頻度で(コンスタントに)配信するようにしましょう。
配信頻度の例
・週1回(毎週火曜日)
・毎月1回(15日)
・季節ごと(年4回)
メルマガ配信システムもしくはMAツールの選定
企業のニーズや目的に合った、メルマガ配信システムやMAツールを選定しましょう。
メルマガ配信システム
メルマガ配信における一連の業務を簡単に行うためのツールです。
(メルマガ作成、大量のメール一斉配信など)
・MailChimp(メールチンプ)
・blastmail(ブラストメール)
・配配メール
MAツール(BtoB向け)
マーケティング活動を効果的かつ自動化するためのツールです。メルマガ配信以外にも、データ管理(統計情報の取得)や顧客管理ができ、企業や個人が効果的かつ効率的なメルマガキャンペーンを実施することができます。
・Kairos3(カイロススリー)
・Account Engagement(アカウントエンゲージメント)
・SHANON MARKETING PLATFORM(シャノンマーケティングプラットフォーム)
・KARTE(カルテ)
・Customer Rings(カスタマーリングス)
メルマガを配信する前の下準備
紹介したいネタ専用のページをつくる
紹介したいネタや商品・サービスが決まったら、そのネタ専用のページをブログなどで作成します。
但し、そのページ自体も魅力的でなければいけないので、読者の興味をひくコンテンツに仕上げましょう。
記事ができたらメルマガに、ページの紹介文とリンクを設置します。
例:メルマガ会員を募集したい場合の施策
・特典やプレゼントの提供
・イベント型の企画を立案
テスト配信を行う
配信前に、テスト配信を行いましょう。
画像やメルマガの表示確認やリンクが正しいか確認します。
メルマガ配信後の流れ
メルマガの効果測定
開封率・クリック率・購読者数の変動などを定点観測します。
定期的にモニタリングすることで、効果の高いコンテンツや配信のタイミングを把握します。
測定結果に応じて、メルマガ戦略を見直します。
最適化と関係構築
メルマガは、配信する毎に改善を繰り返し、配信方法を最適化していきます。
またこの時、読者との関係を深めていくことも重要です。
アンケートなどを実施し、読者の意見をヒアリングする
メルマガは、読者とのコミュニケーションの場でもあります。
定期的に読者アンケートを実施し、メルマガのフィードバックや質問を受け付けるようにしましょう。
※フィールドバックに対しては、迅速・丁寧に応じることで、信頼関係が築けます。
メルマガ(メールマガジン)の始め方のまとめ
本日は、メルマガ(メールマガジン)の始め方についてご紹介しましたが、いかがでしたか?
メルマガは、ただ漠然と情報を作成し配信すれば良いというものではなく、いかに読者の興味をひけるタイトルと記事が作れるかが重要です。また、時間の経過と共に読者との関係性を築き、共に成長していく手段でもあります。
かく言う私も、まだメルマガの知見は2年生…
これから、一緒に学び楽しくメルマガ運営をしていきましょう!