初めての白色申告でわからないことだらけだったため、次回も白色申告になった時のために備忘録として、手順をまとめておこうと思います。
※「e-Taxで提出 マイナンバーカード方式」で白色申告した際の手順になります。
※来年こそは、青色申告ができるように準備を進めておきたいと思っています。
申告書の作成|白色申告の場合
国税庁の「確定申告書等作成コーナー」ページから[作成開始]ボタンをクリックします。
税務署への提出方法の選択|事前準備
「税務署への提出方法の選択」ページで、以下の中から税務署への提出方法を選びます。
- e-Taxで提出 マイナンバーカード方式
e-Taxにより、マイナンバーカードを使って税務署に提出する - e-Taxで提出 ID・パスワード方式
e-Taxにより、ID・パスワードを使って税務署に提出する - 印刷して提出
確定申告書等を印刷して税務署に提出する
私の場合は、事前にマイナンバーカードとICカードリーダライタの準備もしていたため、「e-Taxで提出 マイナンバーカード方式」で申請しました。
白色申告書作成のための事前準備
まずは、申告書作成のための事前準備を行う必要があります。
申告書等の作成をするためには、まずは各種ソフトのダウンロードが必要なので、画面の指示に従い、事前準備を進めましょう。(事前準備を進めるにあたり、国税庁で動作確認した推奨環境で行いましょう。推奨環境で行い場合は、正しく動作しません。)
ちなみに私の場合は、
- OS:Windows 10
- ブラウザ:Google Chrome
の環境で、事前準備を行いました。画面の指示に従い、幾つかのソフトをダウンロードしていくのですが、全ソフトのダウンロードがうまくいくと、以下のように「事前準備セットアップをご確認ください」という見出しの下に「最新の事前準備セットアップが正常に適用されています。」と表示されます。
これが表示されたら、事前準備は完了です。次に、画面右下にある[利用規約に同意して次へ]ボタンをクリックし、作成する申告書等を選択します。作成できる申告書には、以下があります。
- 所得税
- 決算書・収支内訳書
- 消費税
- 贈与税
今回、確定申告を行いたいため、「所得税」をクリックし「申告書等の作成」画面へ進めます。
申告書等の作成
[作成開始]ボタンをクリックし、画面に従って、確定申告に必要な情報を入力していきます。
収入金額・所得金額の入力
この画面で、該当する所得の種類の[入力する]ボタンをクリックし、必要情報を入力していきます。私の場合は、
- 事業の申請をしていない
- 不動産所得もない
- 給与ももらっていない
- いずれの所得にも当たらない
ということで、雑所得で登録しました。(入力場所は人により異なるため、自分に該当するものがどれなのかをきちんと確認してから入力しましょう。)
所得の入力画面で迷ったのは、種目です。
私の場合は、役務の提供の対価であったため、入力例に従い「原稿料」という種目で登録しました。請求書を発行した会社ごとに登録し、所得の合計金額などを入力していきます。また、忘れずに請求書にも源泉徴収税を含めておいたので、ここへ入力しました。
全ての入力が終わったら、画面右下にある[入力終了(次へ)]ボタンをクリックします。
所得控除の入力
次に表示される「所得控除の入力」画面では、様々な控除について入力する画面です。
私の場合は、「社会保険料控除」が当てはまりましたので、「国民健康保険」と「国民年金」の2つが該当するものであったため、それぞれに対して、支払った金額の合計金額を入力しました。入力項目は人により異なるため、該当するものをきちんと確認の上、入力しましょう。
※私はこれを入力し忘れてしまったので、後から修正したものを再提出しました…
↓ 修正する方法はこちら
あとは画面の指示に従い入力していくだけ
これ以降は、画面の指示に従い入力していくだけです。
私の場合は、「e-Taxで提出 マイナンバーカード方式」だったので、ネットで完結しました。最初の設定こそ手こずりましたが、それ以降はとても簡単でした。
e-taxを利用できる時間
e-taxは、いつでもできる訳ではありません。
利用できる時間がしっかりと決まっていますので、下記を確認しておきましょう。
きちんと申請書が送付できているのか確認する方法
マイナンバーカード方式の場合は、ネット上で確認できるのでとても便利です。
「国税庁 確定申告書等作成コーナー」ページの画面右側にある「メッセージボックスの確認」の[確認する]ボタンをクリックし、確認することができます。
提出した申告書を修正する方法
マイナンバーカード方式の場合は、ネット上で提出した申告書を修正できるのでとても便利&簡単です。
「国税庁 確定申告書等作成コーナー」ページの画面下部の方にある「提出した申告書に誤りがあった場合」から変更画面へ進み、変更することができます。
- 今年の分に誤りがあった場合
申請期間内の変更の場合は、新規で申告書を作成した時にクリックした「申告書等を作成する」の「作成開始」から再登録することで、対応可能でした。
※2重登録になってしまうのではないだろうかと、気が気でなかったのです…
- 以前の申告書に誤りがあった場合
「提出した申告書に誤りがあった場合」の下部にあるテキストリンクから、更正の請求書や修正申告書の提出を行います。