デザインをランクアップをさせるために重要なトンマナ。トンマナを理解し意識しながらデザインを制作することで、デザインの質やスキルを各段に向上させることができます。
しかし、以外にも、デザインのトンマナを合わせられないデザイナーも多数います。それだけ「トンマナ」とは難しいものなのです。
そこで今回は、トンマナを意識し・統一する方法をナレッジにしていきます。
なぜトンマナを合わせなければならないのか
デザインつくるにあたり、トンマナはとても重要です。
理由は、デザインの全体バランスやレイアウトなどの調子を合わせるために=美しいデザインに仕上げるために、必要なものだからです。
トンマナが守れないデザインは、デザイン性が低いだけでなく、デザインが本来果たすべき役目が果たせず、何を伝えたいのか分からないデザインに仕上がってしまいます。
デザイナーが考慮すべきは、「デザインをすること」なのではなく、「デザインによって、閲覧者へ何を伝えたいのか」です。
デザインを徹底分析!ポイントは「細部までデザインをよ~く観察すること」
トンマナを考えたり・トンマナを知る上での1番のポイントは、トンマナを徹底分析をすることです。
新規で制作する場合も運用で更新する場合も、トンマナの整合性やバランス・デザイン性を確認しつつ、デザイン制作を進めていく必要があります。具体的には、
- トンマナの種類や量が増えすぎていないか
- トンマナが合っているか
- トンマナのバランスが全体的のとれているのか
などの最低限のポイントを押さえる必要があります。
これらのトンマナが守れていないデザインは、自己満足の世界でのデザインとなってしまい、バランスを崩したデザインに仕上がってしまうため、閲覧者やクライアントからの好評価が得られにくい結果を生み出してしまいます。
下手でもよいので、まずはトンマナを意識してデザイン制作を行いましょう!トンマナを意識し、しっかりと制作できるようになれば、デザインのスキルは各段に向上していきます。
具体的には、なにを確認すればよいの?
トンマナを制作・分析する際に確認する項目には、以下などがあります。
デザインに不慣れなデザイナー程、カラーや装飾を意識しないままデザインを作るため、それらが多くなりがちです。そのためトンマナは、デザイナースキルのバロメーターになります。
以下を参考に、サイトで使用されているトンマナを確認しつつ、デザインを制作していきましょう。
フォントの種類・サイズ・ウェイト・カラー
フォントの種類は、1番大事です。サイト内に使用されているフォントと違うものを使えば、違和感に繋がります。
また、その際に確認・統一・意識しておく必要があるのは、フォントのサイズ・ウェイト・カラーなどがあります。見出しや小見出しなどその要素によって、デザインのトンマナを把握した上でデザインの制作を進めていきましょう。
装飾のテイスト・サイズ・カラー
装飾には以下などがありますが、それらのデザインやサイズ・カラーなどを把握しておきましょう。
- モチーフ
- アイコン
- 矢印
- ライン
これらの把握ができていないままデザインを進めると、装飾の量が増えすぎてまとまりのないデザインになり、テンポの悪いデザインに仕上がってしまいます。
背景色や配色
全体的なバランスを考慮しつつ、フォントや装飾・仕上げたいデザインのイメージに合ったカラーをセレクトすることが重要です。寒色・暖色なども、デザインのイメージを印象付けるにあたり、大事な要素となります。
こなれたデザインを作るためには、他の要素と同様に、こちらも増えすぎないように意識することがポイントです。
デザイン領域の意識とサイズによる全体バランス
デザインを作る際には、各要素の役割に見合ったサイズでデザインしましょう。そのためにも、デザインを着手する前に、各セクションや要素で持たせたい役割について、きちんと理解することが重要です。
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トンマナを作る際に押さえておくと良いポイント
良いデザインを制作するために押さえておくとよいポイントは
- トンマナの量
- トンマナのバランス
- トンマナの統一感(調和)
です。これらをきちんと押さえてデザインしていれば、デザインの質が変わってくるため、たとえ経験不足のデザイナーであっても、ある程度のレベルでデザインを仕上げることができます。
デザインをする際の手順とポイント
デザインを作る際には、各要素の役割に合ったデザインをしていく必要があります。
そのため、以下の手順で各ポイントを押さえつつ制作を進めましょう。
トンマナのまとめ
トンマナは、良いデザインを制作するために無くてはならないものです。
しっかりとトンマナを理解・把握し、デザインへ反映していきましょう!